熊谷トレッキング同人 国内山行記録
トップ 海外トレッキング 国内登山 山スキー 入会のご案内 お問い合わせ

天狗原山・金山・雨飾山 周回

アルバム  ブログもご覧下さい

山域山名:頸城山塊・天狗原山、金山、雨飾山(長野県、新潟県)
期日:2015年10月4日(日)
参加者:CL宮田 SL栗原昌 福田、栗原聡、橋本(計5名)

行動記録:雨飾キャンプ場P(4:30)=天狗原山登山口(4:50/5:00)→天狗原山(7:30/7:40)
→金山(8:30/8:40)→雨飾山(12:00/12:20)→雨飾キャンプ場P(14:30)

 熊谷の栗原邸に車を置かせていただいて出発。今回は登山口と下山口が違うので車2台で向かう。0時過ぎに雨飾キャンプ場Pについてみるとほぼ満車。キャンプ場併設ということもあるが、紅葉ピークの100名山はすごい賑わいだ。

 翌朝4時起床、テントを撤収して車1台を残し、天狗原山登山口Pに向かう。出発は5時、まだ真っ暗で星が瞬いている。ヘッ電を点けて出発し、闇の帳の中を登っているとほどなく朝日が昇る。今日はいい天気になるだろうかと期待がふくらむ。だが登るうちにガスに巻かれ、7:30天狗原山に到着。残念ながらガスで展望はない。続いて8:30金山に到着。ガスがなければ焼山方面の素晴らしい展望が見えるのだろうが、今日は見えない。

 ここから、エアリアマップでは点線の道に入るが、しっかり刈り払われて道幅も広く、すごく歩きやすい。笹の感じから毎年のように刈り払いが入っているようだ。この日は1600〜1800mくらいの紅葉がピークだったようで、まさに紅葉のトンネルの中を進む。進むにつれ時折ガスも晴れ、紅葉に染まった天狗原山や雨飾山が見えたりする。ただこの道、地図には載らないような微妙なアップダウンがとても多い。10mくらい登ったり降りたりを繰り返すので、精神的にも肉体的にも消耗する。

 11:30笹平分岐につくと、一気に人が増える。ここまでは1人しか会わない静かな道であったが、ここからは100名山メインルートだ。人通りが多いためか、さっきまでの落ち葉のフカフカもなくなり、足に堪える。

 12:00雨飾山到着。残念ながらガスで展望はない。しばし休憩ののち下る。下るにつれてまた紅葉のトンネルに突入する。途中荒菅沢を渡るところでは紅葉に染まった布団菱を見ることができた。まさに紅葉のピーク、素晴らしいものを見た。

 その先は黄色く色づき始めたブナの森を歩き、14:35雨飾山キャンプ場Pに到着。本日の登降標高差は約2200m、歩程は約17kmであった。

 天狗原山登山口の車を回収し、帰りに小谷温泉の山田旅館で温泉に入ろうとしたが、15時受付終了で、残念ながら入れず。遠見の十郎の湯に入り、道の駅で白馬豚を食して帰路についた。                           (橋本健記)