熊谷トレッキング同人 国内山行記録
トップ 海外トレッキング 国内登山 山スキー 入会のご案内 お問い合わせ

日だまりハイク 仏果山

アルバム  

山行日 平成27年2月11日
山 域 丹沢山塊東端747m、神奈川県愛川町


(A隊)
  
メンバー SL 高橋、SL 相沢、渡辺、須藤(俊)、黒沢、豊島、杉山、サンペル、甘利淳子、宮内浩 
記録 熊谷南口7:00=愛川IC=9:20駐車場=愛川ふれあいの村9:40=11:30高取山11:40=12:15仏果山13:05=14:15愛川ふれあいの村=駐車場14:50=狭山SAで16:15解散会

今回は総勢20名であったのでA、B隊各10名に分けての行動であった。メンバーのうち黒沢車はサンペル、甘利、宮沢各氏をピックアップし駐車場で合流、B隊を含め9時20分全員集合。

 出発して間もなく仏果山を直接目指すB隊と別れ杉の生い茂る山腹の道を鹿除けの柵を何度かくぐりながら登っていく。日陰に雪が目につきだすころ休憩ベンチのある東の平につく。ここで5分ほど2回目の休憩をとり高取山を目指す。雪で滑りやすい急な道を注意して登るのは疲れる。やがて葉を落とした木々の間から頂上の展望台が認識できるようになり間もなく高取山頂に到着。頂上は眺望がきかないので展望台に登ると正面に丹沢山塊の中心部の山々が、その下には青い宮ケ瀬湖が輝いている。反対側は平野部が遠くまで見通せる。

心地良い微風下、早春の眺望を満喫し仏果山に向かって南側の稜線を下る。やがて雪道になり対向者はほとんどがアイゼン着装。最後は、ロープのある急坂を登ると展望台がある仏果山山頂だった。B隊は15分ほど前に到着した由、すでに昼食準備中であった。A隊も少し離れたテーブルで暖かいお茶と昼食をとった。その後20人全員で記念撮影しB隊はアイゼン装着で下山開始。A隊も展望台を楽しんだり、おしゃべりしたのち、B隊情報からアイゼンをつけ出発した。快調に歩を進めやがてアイゼンを外しているB隊に合流、A隊も脱ぎ泥だらけのアイゼンを持て余しながら先に出発。杉、ヒノキの林を抜け出発地のふれあいの村に到着。アイゼンを洗ったり、トイレ等で時を過ごしB隊と合流した。

素晴らしい天候に恵まれた事もあり、皆行動に余裕があり楽しい山行であった。(須藤)



(B隊)

メンバー CL新井勇、SL軽石、大嶋、並木、白根、八木、堀、栗原幸、逸見、高橋武
記 録 熊谷駅南口7:00=東松山IC=相模原愛川IC=愛川ふれあいの村8:40
    ふれあいの村9:45〜登山口9:53〜高圧線下休憩10:30/10:40〜仏果山11:45/12:55
    下山〜休憩地13:30/13:40〜登山口14:13〜ふれあいの村P14:30

 今日はA隊、B隊合わせて20人になった。高齢者組のB隊は山頂直行往復コースとし、元気なA組は高取山を経由して仏果山に至る周回コースである。

 好天のもと、関越道を南下、下りの渋滞を横目にスイスイと圏央道は初の相模原愛川ICまで行き戻る形になり愛川ふれあいの村に到着、すでに黒沢車の4人が先着していた。

 施設のトイレを借りる際、入園目的や所属名、人数を記録させられた。

 9:40頃にスタート、すぐに直進のA隊と別れ左に下る。民家の先で狭い車道を右行くと日陰には先日降った雪がかたまっている。高架道をくぐると登山口とあり尾根への取り付きとなっている。暗い杉、檜の樹林帯をしばらく行く。そこへ、薄着でほとんど無装備の一団が小走りに下ってきた。都度道を空けてやらねばならない。トレイルランナーたちのトレーニングのようだ。当然みな若い、聞けば3回ほど山頂との往復を予定しているのだそうだ。我等には理解しがたい世界だ。明るいところで一休み、この先は雪道のようだ。

 樹林の階段状は明らかに氷結している。氷面を避け白い雪の上を慎重に登った。滑りそうなところを踏みとどまりアイゼン無しで山頂に着いた。昼食休憩中に15分あとにA隊が到着した。この山頂には鉄骨作りの展望所があり、10数米の高さがあり確かに360°の展望がある。すぐ西に大山はじめ丹沢の白い山並みが近い。雲取山から鷹巣そして奥多摩の石尾根、大岳山もはっきり。東側は手前に低い山並、その向こうに関東平野が広がっている。ただ、新宿や横浜の高層ビル群や相模の海はうっすらとしか見えない。

A、B合同の集合写真を撮って下山、今度はほぼ全員が軽アイゼンを着用した。やはり安心と安定が全く違う。登りの時の休憩地点でアイゼンをはずした。そこから少し下ったところで太腿にけいれんを起こした人がいる。芍薬甘草など即効性のある薬を誰も持ち合わせがなく、ただ痛がる人を傍観してるのみの他者は、あれこれいうものの余り役に立つとも思えない。数分で痛みも収まったが薬品セットの中にこの、芍薬甘草は常備すべきではないか、と思った。これはぜひ実現してもらいたいものだ。

 2時過ぎには駐車場に戻ることができた。帰路、4台が別々の方角に散ったのだが、ほぼ同時刻に狭山PAに集結、精算をして解散とした。 (軽石記)