熊谷トレッキング同人　国内山行記録

黒姫山

アルバム　　

山域山名：黒姫山2053.4m(長野県)
期　　日：2015年10月25日(日)

参加者：新井浩、駒崎

行動記録：大橋P(6:45)→大橋登山口(6:50)→種池(7:05)→古池(7:15)→新道分岐(8:30)→しなの木(9:05)→しらたま平(9:48/10:00)→峰ノ大池分岐(10:22)→黒姫山(10:35/11:33)→峰ノ大池分岐(11:45)→峰ノ大池(12:10/12:17)→大ダルミ(13:40)→新道分岐(14:05)→大橋P(14:55)
＜天候：晴れ＞

　駐車場は2～3台の車が停まっている。外気温３度、風が強い予報、防寒対策をし、覚悟して出発。車道を少し戻ると大橋登山口でここは5台位車がある。紅葉は終わり、茶色一色の感じだが、ところどころ赤いもみじが残っている。歩き始めると直に種池わきに着く。登山道は、南面で林の中の為かまったく風は感じられず、思っていた寒さはない。種池に寄り道する。湖畔はまだ影っていて黒姫が朝日に照らされ輝いて見える。
　古池も直で、池は柵に囲まれていて遊歩道があり、一周できる。池の左側を回り山に入る。トラバースするように進むと新道分岐、ここから登りになる。霜柱の道を行くと、しなの木と言う巨木が現れる。この辺りから、夕べの寒冷前線通過の雨が雪になったようで、笹に薄っすらと雪がのっている。道にはほとんど雪は無く、凍っているところもなくて問題なく歩ける。

　外輪山の稜線に上がり尾根をしばらく歩くと、しらたま平に着く。ここは開けていて大展望です。山頂部の北側だけ雪のついた高妻山、白い北アルプスの峰々、飯綱山、ここから山頂までは笹原の尾根道、風の音は聞こえるが、あたることは無く暖かです。展望を楽しみながら山頂を踏む。風は弱く寒くないので、早めだがお昼にする。
　休んでいると登ってくる人達で賑やかになる。今日で1000回目の登山と叫ぶ女性がお隣に、30年で1000回、数えていたと言う事にも驚きです。
　十分に展望を楽しみ下山。峰ノ大池分岐まで戻り、池に下る。石のごろごろした歩きにくい道を下りきって、左に行くと大池です。静かで木々が湖面に写っていてきれいです。この先はほぼ水平に進む。倒木や岩(天狗岩)があり、藪っぽくなっているところもあるが、西登山道の標識がところどころに立っていて迷うことはない。
　西から南へ外輪山の下を回り込むように進むと大ダルミの湿原に出る。湿原から見る黒姫も良い感じです。新道分岐になり、来たときとは違う林道を選んで、明るいカラマツの黄葉の中を通り駐車場に戻る。
　予想に反して、山頂でも防寒しないで、ふしぎと暖かな山行で展望を楽しめました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(駒崎記)。