熊谷トレッキング同人 国内山行記録
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大岳山 〜 奥多摩の雄峰縦走 〜 |
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山 域: 大岳山1266.5m(奥多摩) 日 程: 2015年12月5日(土) 参加者:L大嶋、須藤俊、黒沢、杉山、高橋仁(記録) 行 程: 熊谷駅5:30⇒奥多摩駐車場7:00⇒滝本駅7:20/7:30⇒(ケーブル)山頂駅7:40/7:50→御嶽神社8:10/8:20→あずま屋9:00→大岳山荘展望テラス10:10/10:20→大岳山(昼食)10:35/11:15→鋸山12:40/12:50→クサリ場分岐13:45/13:55→岩峰天聖神社14:05→愛宕神社14:45→登山口15:00→奥多摩駐車場15:05⇒滝本駅15:50⇒熊谷16:30 圏央道からみると一目でそれと判る特徴のある山容の大岳山。11月の計画を雨天延期したために参加者は減ってしまったが、この日は申し分のない好天気となった。御岳駅の先で、秩父から直行した黒沢車と合流し、奥多摩キャンプ場の無料駐車場に黒沢車をデポして、高橋車で滝本駅に戻る。始発ケーブルカーにぎりぎりで飛び乗る。山頂駅から御岳神社の門前町集落を縫うように抜けて神社を参拝する。彩色と塗漆の修復工事中のため全部は拝観できない。振り返ると東京のスカイツリーがハッキリ見えて、更に左には筑波山の双耳峰が見える。 神社から一旦戻って、大岳山への登山道に入る。幾つもの道が複雑に分岐と合流を繰り返すので、道標を確認しながら進む。登山道は所々に霜柱があるが、風もなく小春日和のように暖かくて、上着を脱いでも汗ばむようだ。11月に三頭山に登った時もハイカーの多さに感心したものだが、今日の大岳山も若いハイカーたちが次々と我がパーティを追い抜いていく。 奥の院と鍋割山を巻いて、あづま屋のある芥場(あくば) 峠でロックガーデンからの道と合流する。時間に余裕があればロックガーデンコースも悪くないだろう。ここから尾根を登って大岳山荘に出る。山荘は廃屋状態で休業中だが中には人影が見えた。展望テラスも立ち入り禁止になっているが、富士山や丹沢、相模湾に浮かぶ大島・三原山(最初は江の島かと思った)も望めるので写真だけ撮らせてもらう。 大岳神社の鳥居をくぐり、少し登ると明るい大岳山頂に着いた。真っ白な富士山と丹沢の山並みが良く見える。富士山の右側に、角の如くちょこんと尖って見えるのは三ツ峠山と重なった御巣鷹山だろうか? 大勢のハイカーで賑わう山頂の一画で湯を沸かして昼食を取ってから、鋸山を目指して出発。馬頭刈(まずかり)尾根への分岐を左に分け、どっしりと大きな御前山(いつか歩いてみよう)を左前方に見ながら気持ちの良い尾根を歩いて鋸山に着く。 御前山への分岐を左に分けて鋸尾根を下ると岩尾根で鎖や鉄梯子が何度も出てくる。長い鎖の岩場と迂回巻き道の分岐で小休止して、雲取山が見えないかと探す。七ツ石山・鷹ノ巣山の陰で見えないのか?その左奥に見えるのが雲取山なのか?よく分からない。遠くに薄く見えるのは飛竜山から西に続く奥秩父連山か?小さな祠の聖天神社と大天狗小天狗の石像のある岩峰を通過して下り、登計(とけ)峠で舗装林道との交差点に出る。簡単に下れるかと思った鋸尾根は、思いのほか時間が掛った。愛宕山(神社)を乗越し、五重の塔を左に見て、長く急な石段を下ると奥多摩登山口に到着。デポした黒沢車で滝本駅に向かう。(仁) |