�W　マナリ隊報告

メンバー

マナリ隊の記録 記録： 吉 田 享 子

6: 8 熊谷出発 8:40 成田着

11:50 飛行機搭乗 12:50 離陸。機内食は鱈のうに風味ソース和え・新じゃがいも野菜バ ター炒め・チキンコルマ・ダライフルーツピラフ・アプリコットババロア

中国上空を順調に飛行

《３時間半の時差調整》

17:20 ニューデリー着

18:50 カニシカ・ホテル到着 21:30 就寝

5:00 起床、6:20カニシカ・ホテルを出発

7:00 ＵＰエアー搭乗、7:28離陸、8:35クル空港に到着。上空からは素晴らしい眺めでま るで地球のしわを見ているようだ。迎えのサンペル君がなかなか来ず１時間半待ち

10:05 空港を出発 → 11:25レーリッヒ美術館 → 12:55マナリ・山荘アシュラムに到 着。

14:30 昼食。日本からのそうめんをご馳走になる。ニラ・セロリ・みつば・青ジソの薬味 で感激した。

15:00 トレッキングの荷物整理。

19:00 バシスト温泉にはいる。

20:30 夕食。コックのアンチョックの腕で自家菜園の野菜サラダ、インディカ米が美味し く食べられるのにびっくり。大阪から来た本岡さん、保母の仕事に挫折した小原さ ん、駅前ノバで英会話を特訓した奥さん、皆さんユニークな人たちでトレッキング が楽しみ。

夕方18:00頃、村越先生より電話、柿沼先生の訃報に全員が青ざめる。

22:00 就寝。

5:00 起床、北窓から見る雪嶺がモルゲンロートに染まり、藤井さん歓喜の雄叫びで撮影 に夢中。橋上さんに時差ぼけに効くという薬をいただき、飲んで寝た為か昨夜

10:00から5:00までぐっすり眠り快適。

8:30 朝食。ワカメとグリーンピース入りお粥・じゃがいも。

10:30 町に下りガイドの親方・リグジンの所へ。

11:20 ブディスト・ゴンパにて柿沼先生の供養をする。

14:00 昼食チョップスティック・レストラン（チベッタン料理）。全員７人でとる。

15:00 自由行動。ショール・骨董屋・果物屋などで買い物。タクシーでバシスト村まで帰 り。

16:00 アシュラム着。

20:30 夕食。イタリアンレストランのアップルパイ・山菜炊き込みご飯、魚の甘露煮。

食後ミーティング。明日は8:30朝食、9:30下の道路まで下り、10:00出発との話し。

5:00 起床、１９ﾟCで快適。8:30 朝食、ぞうすい・スクランブルエッグ・イタリアンケーキ。

9:30 アシュラムを出発。9:50ジープ４台に分乗、７名とスタッフ２名。

10:50 コティ着。歩き始める。馬が到着せずポーター８人で荷上げ。一気に高度を上げ開 けたところは高山草原。色とりどりのイチゲ、クマオンアヤメ、コケリンドウ、キ ンポーゲ、振り向けば５９００Ｍのハヌマンチバの雪峰が輝いて見える。

３４００Ｍ地点、ニラの仲間、ウルップ草、クモマナヅナの大群落。

13:20 テン場着、３５００Ｍ、気温２５ﾟC。森田先生がテントを張って下さる間、皆でロ ータンパスの見える丘まで散歩。羊たちはヒイラギカシの森で夜を過ごすようだ。

18:00 夕食。ダルカレー・ピーマンとオクラのサラダ・キャベツウィンナー炒め・トマト スープ。

19:00 １３ﾟC、枯れ木を集めてキャンプファイヤー。ピルパンジャル山塊のラダーキーピ ークとテントパスの間に陽が沈む。荘厳だ。20:00までキャンプファイヤー。素晴ら しい一日だった。

5:30 起床。昨夜は一番中たたきつける雨と雷ですごかった。放牧されている馬や羊がテ ントの周りに集まって来て鼻息荒く落ちつかなかった。夜来の雨も5:00にはすっか り上がり、周囲の山は雪をかぶる。

7:30 朝食。今日は４０００Ｍをちょっと越えブリグレイクを目指すとの話し。

8:20 出発。馬も到着、１２頭で荷上げ。

9:20 ３７００Ｍの雪線に近づく。

10:10 ３８４０Ｍ 雪渓下部のサクラソウの群落。

10:45 ３８６０Ｍ アカカンザシの草原。すごい香りでむせかえる程。

11:20 頃より雨が降り始める。

12:55 幾筋もの雪渓をトレッカーは越えられるが、馬がスリップするので越えられず、

14:00 どしゃ降りの中、昨夜のテン場にたどり着く。最高地点は３９９０Ｍ。

17:00 コーヒータイム。雨音がずっとテントをたたく。

18:00 夕食。スタッフが雨の上がるのを待って１００Ｍも下り、ハイビャクシンやシャク ナゲの枯れ枝を集め、19:00キャンプファイヤー。半日降り続き、しめった木にケロ シンをかけ、燃え上がる炎に頬を焦がした。アンチョックの陽気な歌声に一同盛り 上がり、ヒマラヤの夜にひたった。

20:00 就寝。

夜中からまた雨が降り出し、この分では今日も停滞か。朝がた５時過ぎにいったん止む。

8:00 朝食。9:00から付近の探検。ブルーのエンゴサク、キケマン、サクラソウ数種、エ ンレイソウ、ブルーポピーの葉。

11:00 またポツポツ雨落ちる。雨の合間を縫ってエーデルワイス、色とりどりのダイコン ソウ、白色クマオンアヤメに出会う。

13:00 線香とハイビャクシンの葉をたき、柿沼先生に合掌。オムマニ、ペベヘム ‥‥‥ ‥。

13:45 昼食。食後から午後６時近くまで探検。沢沿いに２００Ｍ下り、ヒマラヤハッカク レンを発見し狂喜する。テントに戻ると皆びっくり、再度沢を下り探しに出かける。

18:15 夕食。アンチョックの料理の腕前はすごい。食事のたびに感心する。

18:45 キャンプファイヤー。

19:45 就寝。とたんに雨降り出す。

5:30 起床。下の水場まで１００Ｍ程下り洗面。気分爽快。巨大茶色ナメクジに出会う。

7:00 チャイ。すっかり雲が切れて今日は一番の晴れである。

8:00 朝食。ぞうすい・じゃがいもとツナの煮物・チャパティ・紅茶。

8:30 テント撤収。9:15 見渡す限りの高山草原の花園ともお別れ。チョウセンシロ、アカ タテハの蝶とたわむれながら下山。

12:00 コティ着。最後の下りのカシの森の根元に咲くヒマラヤハッカクレンを藤井さんが 発見。華を添えてくれた。

13:20 アシュラム着。14:00 昼食、ラーメン。

15:00〜17:00までマナリの町に買い物に出かける。

17:30 夕立、二重の虹が出現する。

19:45から 森田先生・藤井・吉田で温泉行き。

20:20 夕食。ご飯・みそ汁・じゃがいもの煮物・チキンサラダ・大根おろし。

21:00 就寝。

5:30 起床

9:00 朝食。ぞうすい、キャベツとソーセージの炒め、味噌漬け。午前中サンペル君にマ ナリの地図について学習する。

14:00 昼食。チャパティ、味噌汁、いりたまご。午後は荷物の整理。

19:00 頃まで、前の畑の周りに４月頃咲く原種のチューリップの球根探しをする。球根２ ０球ほど見つけた。

20:30 夕食。

21:30 大阪から来られた本岡さんと四方山話しに花が咲く。

22:30 就寝。

3:50 起床。4:30 出発。サンペル君の知り合いのタクシーでクルへ。

この時期、それぞれのエリアから暗いうちから羊や山羊の放牧に出かける集団に出 会い、しばしば車を止められる。

6:25 空港着。8:10 搭乗。8:20 離陸。雲一つないフライトで２０分も飛ぶと眼下は山岳 地帯を抜け出し、過耕作のもようがまるで立体地図を見るようだ。クル空港でスキ ー・インストラクターの佐藤和夫さんに出会い、１１年前からマナリに住んでいる こと、森田先生にお世話になっていること、赤倉温泉でインドカレーの店をやって いることなどを聞き、また連れのインド人の通訳でクル空港→デリー空港の通過が スムーズでとても助かった。

カニシカホテルで遅い昼食。チキンステーキ。

午後、セントラル・コテッジで終日買い物。時間に追われてバタバタせず、明日も 明後日もあるわとゆっくり買い物が出来て、満足。

8:00 起床。昨夜9:30頃から実によく寝た。外は非常に暑そうだ。

9:00 ラーメンと味噌汁を作って食べる。

13:20 国立博物館見学。スケールの大きさにびっくりした。十分堪能できた。

17:15 コンノート・プレイスのチャイニーズ・レストラン［ＢＥＲＣＯＳ］に行き、空腹 を満たす。森田先生案内の店とかで、とても美味しかった。シューマイ・ギョーザ ・ハルマキ・スープ。

21:00 就寝。

7:30 起床。

9:00 朝食。味噌汁と昨夜の残りのハルマキとギョーザで済ます。午前中、町をブラブラ したり、サンジャイ氏の店を覗いたり、荷物の整理をしたりして過ごす。

13:00 隣のアショカ・ホテルでサンジャイ氏にタンドリー・チキンをご馳走になる。

18:00 カニシカ・ホテルをチェックアウト。空港へ。

19:50 チェックイン。 21:30 搭乗。 22:40 離陸。機中泊。

《日本時間に変換》

10:00 成田空港に着陸。

10:20 ＯＮライナーで大宮へ。

駅前の中華店で大満腹。店の人に笑われた。

14:00 熊谷着、解散。お疲れ様でした。