(3) セントラルラホール隊 旅の記録

第1日 8/3(木) 行程: 熊谷→→上野→→成田→→デリー
記録: 諸貫 和豊 天気: 晴 気温: デリー(17:30)28℃

8:00 京成上野集合。 全員無事。3人遅れる(渡辺、長谷川、中野)。 8:06 京成上野出発 成田行き特急 940円 すいていた 全員すわれる。 9:15 成田エアポート着 外人発見。

10:30 出国手続き終了 11時までにタバコと酒を買う

(マルーボロ 1カートン 1700 ウイスキー 3800)

11:21 カフェテリア コーラ 300円 アイスティー 350円。

12:08 荷物チェック けっこういいかげん。

12:20 機内で病人が出たらしく出発が遅れる。オレンジジュースとあめが出る。ドリンク 販売

14:30 機内食が出る(チキンorフィッシュ)。

15:10頃 機内、みんな窓を締めて寝始める人多し。

(ここからインド時間 日本時間は+3.5時間)

14:14 気流の悪いところ。

16:08 機内食がまた出る。 19:20 バス出発。

16:50 気流悪し。 19:50 KANISHKA HOTEL着。村越先生発見。

17:50 到着、機体静止(日本時間9:20)。 21:24 ホテルロビー集合、出発。

18:40〜 BANKで皆500$を換金する 21:28 レストラン ゲイロード着。

(15425ルピー)。 23:05 レストラン発。

・スチュワーデスさんは、インド人の女性、サリー姿、日本人はインド風?の洋服。

インド人の方はちょっと短気かも。ドリンク販売の時、自分は「Beer」といってるのに、通じず、ちょっと恐い顔で「What do you want to?!」とか言われた。もうちょっと優しく言ってくれい。

・機内食はなんか、せっそうなく取り入れてる感じ。寿司の隣にチョコレートクリームのデザート・・。でも、ごはん以外はおいしかった。

・機内食を食ったら、乗客のみなさん、窓を締めて寝始めてしまった。自分はあんまし眠くないけど、みんな寝てるし、しかたない寝よう。

・出国はスムーズにいった。ルピーの両替もすんなり。Bankのおじさんはけっこういい人っぽくて、誰もごまかされた人はいなかったようだ。レシートもしっかりもらう。

・空港を出るとたくさんの人、人・・・・。インドに来た実感がわく。気温はけっこう低いのか涼しい。雨が降ってるせいかな?青木、松本先輩のチャーターしたバスでホテルへ。

・夕食は高級レストラン。サンジャイさんのご招待。メニューは・・スープ→→ナンにカレーとかつけて食べるやつ→→手洗い水(レモン入り)→→紅茶(変な味)。

・村越先生達はサンジャイさん達と話で盛り上がっている。大前が一人でビール飲みまくって歌を歌ってる。食事は最初おいしかったけど、すぐ飽きた。さっぱりしたものが食べたい。いずれにしてもサンジャイさんのマダムは美人であった。

エアインディアの機内食

第2日 8/4(金) 行程: ニューデリー→→(バス)
記録: 長谷川 有二 天気: 雨と曇 気温: 28.5℃(11:10)

6:50 KANISHKA出発(バス大型) 9:40〜10:40 朝食(Restaurant:Blue Jay) MENU : Limka. Tea. Toast with butter. Fried eggs

11:40 出発(故障の為、出発遅れて)

13:40〜15:30 昼食(Restaurant:Prince)

MENU : Soup. Noodle. Rice. Tea. Beer

16:00 Chan digahl

18:00 運河のある町でTea Time。タイヤ交換。

19:30 出発。

22:12 Sagar着。Hotel Sagar Viewにて夕食。昼食と同じChinese Food

23:56 Sagar発。

・前日の夜、急きょ大型バスに変更してもらう。そのためか出発は1時間遅れ。途中エンジンがかからなかったり、バックのギヤが入らなかったり、パンクしたりで停車時間がかなりあった。その間、町を散策したり出来て良かった面もあるが、一体全体マナリに到着出来るのか不安であった。

・景色は両側に川か溝か池か堀かはっきりしない水面があり、そこに白い大木がずっと続いており、両側の風景が遮られてよく見えない。道路の大部分がそんな具合。

・家庭は木造、コンクリート、土、テントのもあったがレンガ作りが多い。

・天気は北へ行くにつれて良くなってきて晴れ間が見えたが到着した時は曇と雨。

・食事は中国料理を昼と夜食べる。朝はパンと卵。中国料理は我々に合うようだった。

・病人はなし。長谷川が前日のレストランで火傷をしたくらい。あまり良くなってない。ザックが背負えないのではと思う。

・24時間のバス乗車も思ったよりきつくなかった。大型のせいか。それでもうんざりしていた者もいたようだ。多少高くても飛行機の方が良いかも。

第3日 8/5(土) 行程: マナリ滞在
記録:青木 理 天気:曇時々雨 後晴 気温: 20℃(18:40)

6:40 アシュラム到着。・・・ちょうど24時間。おつかれさまでした。 8:00〜45 隊長会議・・・チャトルの手前で道が壊れているらしく、ルートが変更となる。 9:25〜10:00 バシスト温泉・・・熱いお湯で長いバス旅の疲れをいやす。

11:45 ¶Þ²ÄÞのNamakさんにあいさつ。

12:00 昼食・・・シソ入りフライドライス。トマトスープらしきもの。サラダ。

13:25〜45 ミーティング・・・変更ルートと明朝出発時間の連絡。

14:50 マナリ着・・・バザールをふらつく。

16:20 メイフラワー着・・・X1の皆様を訪ねる。

18:05 メイフラワー発・・・マナリの街まで歩き、そこからリキシャーで40Rs。

18:40 アシュラム着・・・天気が良くなり、山が見えてきた。

19:15 夕食・・・献立は、わらびのまぜごはん、三つ葉入り味噌汁、サラダ、

大根の漬物。

20:25 各部屋へ・・・明日からのトレッキングの準備を始める。

・結局マナリ到着は、6時40分、出発してから休憩や修理も入れて、しめて24時間の新記録となる長距離ドライブとなった。しかし、35人乗りの大型バスであったため、皆さんリラックスして居眠りしてたようだ。もし当初の13人乗り小型バスだったらどうなったかとぞっとする。でも運転手さんは、一睡もせずに、ぶっとうしで運転していたわけだからさぞかし疲れたことだろう。インドの運転手はすごい。チップは運ちゃんに300Rs,助手2人に100Rsずつ渡す。

・アシュラムでは森田先生、村越先生の出迎えをうける。村越先生は昨夜の11時から待っていてくれたそうで、大変申し訳なかったと思っております。昨年のシムラでもそうであったように、デリーからの我々のバスを待っていてくれる人は、必ず待ちぼうけをくってしまうようだ。

・朝食は、パンの上に玉子焼きがのったもので、大変おいしかった。

・ガイドのNamakさんは、とてもおだやかそうな人で、何となく安心した。明日からよろしくお願いします。

・新ルートはマナリからハムタパスを越えてチャトルに降りるルートに変更となった。参考までに幕営ポイントは、シェッチャン、チッカ、バルシャード、ハムタパスの下、チャトルの5泊6日。いい景色がいっぱい見れるそうなので期待しよう。

・昼食のシソ入りフライドライスは、インディカ米のバスマティという種類の米を使っているそうだったが、よくといであり、ぜんぜんインディカ米特有のくさみもなく、とてもおいしかった。森田先生の話では、インディカ米も、よくといで、水を多くし、圧力釜で炊けば、かなり日本米らしくなるということであった。

・メイフラワーを訪問。日本酒と、日本茶とコーヒー、たくさんのおつまみで歓迎される。ごちそうさまでした。

・夕食はすべて日本食的なもの。思わずおなかが感激する。しそや、三つ葉、わらび。

うーん、うまかった。

第4日 8/6(日) 行程: マナリ→登山口(Prini)→シェッチャン
記録: 高荷 信夫 天気: 曇後雨 気温: 24℃ 20℃(テント内)(20:00)

8:00 朝食・・トーストと卵(マーマレードやイチゴジャム、チーズ等も食卓に!) 9:00 出発準備。 9:45 荷物を下の通りまで降ろす。

10:10 自動車が到着・・・荷作。

10:20 登山口に向けて3台に分乗して出発。

10:30 登山口に到着(Prini)・・・馬の到着を待つ。

10:50 出発。

(Prini Villageを経て)

11:15 休み 寺院。

12:37 休み

13:45〜14:15 Stall Hamtaという「峠の茶店」で昼食をとる。

15:30 谷(Kansar Seri)に着。

15:55 雨が強くなり、馬が到着しない為、大木の下で馬の到着を待つ。

16:38 馬が到着。

16:58 テン場にテント設営。

18:30〜10:00 夕食。

・今日から5泊6日の山行である。雨の為、予定のコースが通れないということで、コースの変更となった。PriniからHamtah Passを越えてChatruに至るコースである。

・朝は曇っているものの、良い天気になりそうな気配である。朝食後、車との待ち合わせ場所に荷物を運ぶ。インド時間ということでなかなか車がやって来ない。

・10時過ぎに車がやってきて、登山口に向かう。登山口でも馬の来るのを待つことになる。食糧を乗せたトラックがやって来たが、その量の多さにア然とする。

・11時過ぎにPriniの登山口から、いよいよ出発である。天気は雲が多いものの良さそうである。少し登ると、Prini Villageと呼ばれる集落がある。小さな寺が2、3ある。

・そこを過ぎると唐松林の急勾配を登る。このころから、ちらほらと雨が落ちて来るようになる。

・途中、小休止を入れながら進む。ペースはかなりゆっくりであり、かえって疲れてしまう。

・13時過ぎに、峠の茶店(Stall Hamta)で昼食を取ることとなる。雨もちらほら降りながらの昼食である。突然、中野先生が記録係を探しに来る。聞くと、児玉先生が茶店の奥さんが編んでいた靴下を編もうとして、針を抜いてしまったというのである。茶店の中に入ってみると、まさに児玉先生が復旧作業の真っ盛りであった。

・茶店はNam Kalzanというおばさんと、先の靴下を編んでいたNam Dormaという奥さんらしき人の2人でやっている。

・1時間ほどそこで過ごし、目的地に向け出発する。このころから雨がはげしくなり始める。途中の谷(Kansar Seri)を過ぎるころから雨は本格的に降り始め、目的地のテン場に着く頃には本降りになっていた。雨の中馬の到着を待って、4時過ぎごろから、テントの設営を雨の中で行う。

・夕食は用意された大テントで食事をする。スープから始まって鶏のクリーム煮と豪華であるが、時間がかかる。料理をかこんでの談らんにも華がさく。

・日本での山行と比較すると、何かと時間がかかるインドでの山行である。

第5日 8/7(月) 行程: シェッチャン→チッカ
記録: 富田 寛之 天気: 雨時々霧 気温: 20℃

6:30 起床 チャイのにおいで目が覚める。 7:55〜8:20 朝食(パン、スクランブルエッグ、チャイ)。 8:50〜9:05 テント撤収(雨の合間をぬって)。

9:25 出発。

9:43〜9:45 小休止。

9:58〜10:15 写真撮影。

10:45〜10:50 小休止(子供達が近寄ってくる)。

11:27〜11:40 雨具を脱ぐ為小休止。

12:05 渡渉地点・・・川は濁流となって激しく流れる。スペイン隊も・・。

12:35 渡渉完了。3回川を渡った。

12:40 出発。

13:25 2回目の渡渉地点。それほどひどくない。

13:40〜13:54 テント設営。

14:18 昼食(パン、ゆで卵×2、ジャガイモ、バナナ、マンゴジュース、あめ×3)

15:25 おやつ(チャイ、? ういろうをすりつぶした感じ)

18:50 夕食(スープ、ヌードル、あんかけ風、Bourn Vita、サラダ)

20:04 大前ソング(もう1つの土曜日)、皆でエーデルワイス、ドレミの歌。

20:20 終了。

雑感

雨の「山」というものは気が滅入るもので、特に朝、テントをたたく雨の音で目が覚めると非常にげんなりする。しかも今日は雨+渡渉で水難の相が出てるとしか思えない。明日も渡渉があると聞く。せめて雨が降らなければいいなあと思う。たぶん無理だろうけどね。

でも、とりあえず2日目も無事だったのはなによりだ。全員がマナリへ無事に着けるように明日からも力を入れて行こう。

・AM6:30 モーニングチャイで目が覚める。雨は降ったりやんだりで、時に激しく降る。

・朝食のスクランブルエッグは汁っぽいが味は良し。武政、抗生物質を飲む。

・歩いている途中でも雨が降ったりやんだりしている。

・昨日と違い下りがちな道やトラバース道が多く、行程的には楽だが高度をかせぐことが出来ない。

・草原が数多く点在し、お花畑がきれいだった。住人の家から子供が出てきて、遠くから我々を見ていたので手を振ると、いつまでも手を振りかえしてくれた。

・渡渉する川は広く、昨日からの雨で濁り、激しく流れていた。ザイルを張ってもらい渡るが、下半身はずぶ濡れ状態。しかも4回も川を渡るはめとなった。ザイルがあるのでそれほど危険な感じはなかったが、とにかく冷たい!!

・テン場に着いて、各テントごとに昼食。マンゴジュースがおいしかった。テン場に着いてからも雨が降ったりやんだりだったが。PM5:00ごろからわずかだが青空がのぞき、各々テントからはいだして、写真を撮ったりしてすごす。

・夕食はチャイニーズ風味。特にスープやあんかけはけっこういけた。しかし、ヌードルの量はかなりのものがあった。大前、もろが何度もおかわりをするも、結局は残ってしまった。お茶はチャイでもティーでもなく、初挑戦のBourn Vita。ココアをうすくした感じでけっこういけた。

第6日 8/8(火) 行程: チッカ→バルシャード
記録: 児玉 浩子 天気: 雨 気温: 18℃(8:10) 16℃(11:00)

6:30 Morningチャイで朝を迎える。 朝食(Hotmilk+Cornfrakes、Hotcake(ジャム、バター)、 チャイ) 9:08 テント撤収完了。

9:25 出発。

10:07 小休止。

小休止。高度3350m、16℃。

本日1回目の渡渉。

大休止。river side。チャイHouseで暖をとりながら休む。

12:30 出発。

13:10 小休止

13:45 バルシャード着。テント設営。各テントごとに昼食(チーズサンド、ゆで卵×2、 マンゴージュース、マンゴー、あめ×3)

15: おやつにチャイ、コーヒーとビスケットが届く。

19:00 夕食(ダルカレー、オクラとシーチキンの中華味、ライス、スープ、

BournVita)

19:50 ガンダーラを合唱。

8月8日(・・・そうか、昨日は、Japanは七夕だったんだね)

Good Morning!。インド、6日目のstartだ。

ゴーゴーという爆音の中、小鳥のさえずりに目覚める。

「・・・よし!」テントをたたく雨音はなし。morningチャイの前、今朝は大人のテントも静けさをたもっている。疲れてるのかな?。がんばろう!。

私は、鳥の声に誘われて、Bird watching

「OKね、Break first 云々・・!」のナマックさんの声で全員集合。抗生物質パワーは流石!!。 昨夜Dinnerを目前にして、素足でテントを飛び出した諸君も、今朝は落ち着いて朝食を取る。おかわり もOK。良くなって良かったね。今日も渡渉があるという情報が飛び交う。4mだったら Jumpするという話。楽しみ、楽しみ。

(進行中のゲーリークーパーは神沢君。おさまりつつあるのは一番大変だった武政君、それに渡辺君、私も。)

出発前の小meeting。高度が上がるから、トイレはまめに、と医療担当の青木君から。 隊長からテント関係の袋の管理他。

さあ、チョロチョロ出発!。

少しずつ高度を上げながら、お花畑の中を移動する。途中、ナマックさんが花の名前を 教えてくれる。昨日からの限りなく広がるお花畑に、スケールの大きさを実感する。

2度目の小休止。雪渓がすぐそこに。高度3350m、気温16℃。

本日1回目の渡渉。殆どみんな、半身ずぶ濡れ状態。せっかくパンツスタイルになった武政君は、そのかいなく、全身ぬれねずみ。 ソムナさんまで道ずれにする。一同大爆笑!!「体をはって、笑いをとった」と本人の弁。でも、流れに持 って行かれた時は青くなったよ。無事で良かった。日本に帰っても、思い出して笑っちゃい そう!!。知らない人の中では、思い出さないようにしようっと。

渡渉でガタガタしているトレッカーを待っているかのように存在しているチャイ屋さん。目の悪い老人 がいれてくれたチャイとロードデンドロン * (まき)の火で暖まる。

憧れのBlueポピー出現!。同時に吐き気も現れる。小休止後、スローペースを一層ス ローにしてもらう。皆さんには物足りないペースだね。ごめんね。

* RHODODENDRON=石楠花(注¥野本)

中、小いくつもの雪渓とお花畑の斜面の間に開けた平地が、本日のテントサイト。

「スープ!」とソムナさんが声をかけてくれる。今日のDinnerは何かな?楽しみ!諸 々の高度障害者続出。長谷川先生はRetire。Mountain Liceを突き崩す 大前、諸両氏の食べっぷりは痛快!

明朝、目覚めた瞬間がこわいけれど、あったかくして、おやすみなさい。

目次 》《第7日〜12日 》《第13日〜18日