第7日 8/9(水) 行程: バルシャード→ハスタバスの下
記録: 武政 憲吾 天気: 雨 気温: 11℃(9:30テントの中)

6:30 起床 7:00 チャイを飲む 激しい雨、風もある。 8:30〜9:28 朝食(チャパティー、玉ねぎ入りスクランブルエッグ、チャイ)。テントの 中は超寒い。 10:03〜10:15 テント撤収、小雨が降る。

10:21 出発。

10:41〜10:43 小休止。

11:11〜11:20 大休止。

11:30 写真タイム、沢の中州に黄色いお花畑があって、きれい。

11:35 この沢で諸貫君が傘をながす。

11:37 出発。

11:40 雪渓に初めて出会う。

11:45 雪渓、一部崩れ、武政君落ちる。

11:48〜11:52 小休止。

12:04〜12:50 岩壁の下で大休止、ルートを探す。

13:18〜13:38 大きな岩の影で大休止。

14:18〜14:22 小休止、目の前には大きな雪渓が見える。

14:39〜14:53 Hamtapassに到着。

15:14〜15:20 小休止。

16:02〜17:25 間食を取り、馬の到着を待つ。

17:28 Hamtapassの下に到着。

17:30〜17:45 テント設営。

19:10 温かいチャイとビスケットが届く。

20:45 夕食(スープ(タンメンの濃い味風)、マカロニのクリーム煮、コンビーフと

キャベツとピーマンの炒めもの、ライス、ダル、スイートデザート、クリームなし のコーヒー)。

21:45 終了。

・朝起きると激しい雨。しかし、どんな天候でも前進することが分かっているので、気持ちはBlue!。温かいチャイで元気でる?。

・全員が食事をするテントに集まる。重病人はいないそうだ。インドに来て初めてチャパティーが出る。諸貫、大前両氏は、人の3、4倍は食べてる。うらやましい。食事中一瞬雨がやむが、またすぐに降り出す。

・雨が小降りになるのを見て出発。ずっと登りが続く。雨も一向にやむ気配なし。小休止する度に寒くなる。だけど、ゴアテックスはハイパロンと違って、快適である。26000円は高くない。中が濡れないのが超いい。

・お花畑の前での写真タイム中、諸貫君が水玉の傘を流す。熊高山岳部OBのメンバーは、ただ笑っているだけ。高荷先生が靴が濡れるのを覚悟で走って取りに行く。諸ちゃんは、久しぶりに人のやさしさを感じたことだろう。それにしても、花が綺麗だった。空が青ければ・・・。

・時間が経つにつれて登りが急になり、空気も薄くなる。時々雪渓に出会う。端を歩きすぎて落ちる人もいた。歩いていても寒い。雨も止まない。日本の蒸し暑さが恋しくなる。

・標高4270mのHamtapasに、やっと到着。視界は0に近く、周りは何も見えない。足元のお花が見えるだけ。一番高い所にケルンがあったが、寒く、そこまで登る者もいない。

・PM2:00を過ぎても昼食を取らない。ひたすら下っていくだけ。途中、羊に道をゆずる。羊は急斜面を下っていく。Hamtapassの下で、約1時間30分馬の到着を待つ。寒く、皆ふるえている。馬が到着し、速攻でテント設営。温かいチャイが届き、生き返る。

・夕食はいつもより遅れ8:45分に始まる。スープは特においしかった。次々と料理が出てきて、高級レストランのようだ。最後のデザートはおいしかった。モロ、大前はいつも通りたくさん食べていた(他人の余りものも)。

・武政君が、Yes、Thank You、Japan、以外のEnglishを喋った。

・今日は一日中雨だった。明日は晴れますように。

第8日 8/10(木) 行程: ハルタバスの下→チャトルから8kmの地点
記録: 福田 和宏 天気: 晴後曇後雨 気温:10℃(6:30)18℃(9:00)20℃(10:00)

6:50 モーニングチャイ。 7:55 break fastの声がかかる。(コーンフレーク、チャパティー、オクラの 油炒め、ナスの唐揚げ、Black Coffee) 9:00 ごちそうさま。うっすらと陽が・・・。 11:05 出発。

12:05 崖下で休憩。

12:18 出発・・・左は岩、右は川、カニのように横ばいで。

12:38 休憩。

12:42 出発・・・急な下り坂、ひざが笑う。

13:08 Chhatruのちょっと手前で休憩。今日の残行程の確認。3300m、18℃。

13:30 出発。

14:05 Chhatru。昼食withチャイ。

14:40 出発。

15:45 Short cutのTop。日本人に会う。その他欧人、多くのポーターすれ違 い。

15:58 出発。

16:15 またも雨、雨、雨・・・。

16:58 今日の行程終了。

17:18 テント設営終了。

18:15 チャイの差し入れ。

20:20 うたげ。ただし、アルコールはなし。(コンビーフのスープ、フライドライス

フィッシュ煮、チョップスティック入りスープ、フルーツ缶、ボールンビター)

21:40 就寝。

・外の声に目を覚まし、恐る、恐るテントの外を覗いてみる。雨は降っていない。ラッキー!!。山も見える。曇り空だが、今日一日は今まで傘をさして歩き続けてきた分、両手もあいて、さわやかな山歩きが楽しめそうだ。

・朝食時、疲れもたまっているようだが、元気な顔がそろう。歩行に関しては、問題なさそう。

朝食後、久々の陽が差してきて、一同大喜び。今までの疲れもふっとんだよう。テントからはい出て、濡れた数々の道具を天日干し。実にすがすがしい気分。いつ出発するか定かではないが、staff達ものんびりと荷物の整頓をしている。思い思いに、日光浴を楽しむ。今まで撮りたくても撮れずに、欲求がたまっていたのか、撮りまくる。皆で、staffも入ってもらって記念撮影。いい写真が撮れただろうか。

・さあ出発。傘も持たず、カッパも着ずに歩くのは気持ちがいい。しかも好天に恵まれ眺めもgood。足元にふと目をやれば、可憐な高山植物が咲き乱れている。もっとも馬、羊の○○もいっしょにあるが・・・。

・今日は下りということも手伝ってか、ピッチもいい。バテている様子もない。皆、今までの雨の中のことを思うと、天国のように感じているのだろう。

・途中、落石現場を通過。いつまた落ちてくるか、サッと通るよう、ナマック氏の指示。・長い下りの後、ようやくChhatruの橋が見えた。今日も渡渉があるのでは?とヒヤヒヤしていたが、無難にすぎてLucky。橋はありがたいものだ。

・橋のたもとの茶店。欧人たちもにぎやか。昼食をチャイとともに取る。

・長い車道歩きの始まりだ。17kmの行程。途中、short cutして2kmくらいはもうけたであろうか?でも、登りはしんどい。topにて休憩をとっていると一行の通過。ポーターは、重そうな荷物を頭にバンドをして、全身で運んでいるといった感じ。約25kg/1人、割り当てだそうだ。たいしたもんだ。

・ムムッ、やはり落ちてきたか。毎日私たちと行動を共にしてきた雨。今日は来なくてさみしい、なんて冗談に思っていたら、やはり、これからの日程の中でも長いつきあいになるのであろうか?でもそれは御免こうむりたい。

・最後の夜をかざるうたげは、Mrカプールの心づくしの料理。ここがインドの山奥であることを忘れさせられてしまうようだ。以前(1985年)訪れた時は、ありとあらゆるものが口にあわなかったのに・・・。

・Birthday Party。感謝感激です。一人一人の暖かい励ましの言葉、胸に刻んで、明日から30歳代の10年間、そしてその後の長い人生、村越先生のような魅力ある人間になれるよう努力していこうと思います。ダニャバード。

第9日 8/11(金) 行程: Á¬ÄÙから8kmの地点→GRAMPHOO→マナリ
記録: 渡辺 智一郎 天気: 快晴後曇 気温: 11℃(7:00)

6:45 モーニングチャイ。 8:15 朝食の合図。 8:20 朝食(ホットケーキ、チーズのからあげ、オニオンのからあげ、チャイ) 8:55 ごちそうさま。

10:41 テントサイト出発。

12:15 神沢、諸貫、渡辺、GRAMPHOO着。

12:18 ソムナ、ガントゥー着。

12:20 武政、富田。

12:23 高荷、青木、カプール。

12:33 松本、児玉。

12:43 中野、長谷川。

12:45 福田、大前。 ついた順に、コールトÞドリンクorチャイ。

13:42 バス、GRAMPHOO出発。

14:40 ROHTANG TOP(13050FT、マナリまで51km)。

14:47 ROHTANG TOP出発。

15:15〜19 ブルーポピーTime。

16:49 バシストチェックポスト着。

17:00 アシュラム着。

21:00 夕食(フライドライス、スパゲティ、あんかけ、お茶)。

22:00 うたげ終。

(雲、1割以下)

・朝から快晴である。7:00に予定していたモーニングチャイが6:45分に来る。インドで時間が早まることは、大変めずらしいことである。

・高度(3445m、モロジーの時計)。大きな岩が見受けられる(2×2×2m)。たくさんある。石には、石英、雲母がよく含まれている。

・TSは、羊、山羊の放牧地である。シロツメグサ(ヒンディーでフーリ)、たんぽぽなどが一面にある。近くには民家が2〜3軒あり、子供2〜4人、おばさん1人がいるらしい。児玉さんはさすがに小学校の先生である。ナーズン(小さい方、)ドルマ(大きい方)2人と遊んでいた。(日本語しか話していないのに・・・)。

・7:42 我々のテントサイトにもSunlightがとどく。気分が大変Good・諸貫(セキ)、大前(食欲なし)、富田(ハナミス゛)、中野(ひざ痛)。すこし心配である。

・GRAMPHOO(家4〜5軒、茶屋2)は、風がとても強く、はがれた雲母や、砂が飛んでくるので目が痛い。

・GRAMPHOOからのバスは、たいへん揺れが激しく、道もせまい。ROHTANGTOPからは天気ががらりと変化し、再びどんよりとした曇り空となった。大前君は体調が悪いらしく、元気がない。

・アシュラムに着いてから森田ジーがビールで無事に帰ってきたことを祝ってくれた。その後、それぞれ、バシスト温泉で疲れを取る。しかし大前君は、ずっと寝ている(19:30現在)。

・夕食は関西大学の2人といっしょに食べた。森田ジーは「食べろ、食べろ」と言ってたくさん食べさせる。

・アシュラムに帰ってくると、まるで日本に帰ってきたように感じる。マナリは曇りであったが、気分が良い。洗濯物が乾くように、明日は晴れてほしい。

第10日 8/12(土) 行程: マナリの休日
記録: 松本 和也 天気: 雨後曇 気温: 20.2℃(8:30)

8:00 記録者起床。 8:06 モーニングティー(チャイ)が各部屋にまわる。 9:45 Break Fastの声。隊長、中野さん体調悪し。朝(目玉焼きつきパン、トースト、味噌汁、日本茶)。 10:25 終了。集金のお知らせ。(1人1000RS)。

11:30 1階テラスへ集合、出発。

12:10 カプールの勤めるチャイニーズ料理店CHOP STICKSに着。

14:30 昼食会終了。隊長調子悪い・・・帰る。

↓ ショッピング Time

17:35 アシュラム着。

18:00 サンペル氏と精算ミーティング。

18:20 集金・・・1人340$ 18:40・・・支払い。

19:25 青木、松本、大前・・・温泉へ。

20:15 アシュラム着。

22:00 夕食コール(マトン&野菜炒め、ライス、チャパティー、チャイ)。

22:49 終了。

・トレッキングの疲れの為、朝が遅い。やはり我々は、村越隊長の「お茶が飲みてーよ」がないと、しまりが悪くなるようだ。起きてすぐのチャイはとてもうれしい。しかし、もしょもしょタイムが続く。

・朝食は、相変わらずvery good!。体調の悪かったヤング達も、寝て起きて復活したようだ。隊長、中野さんは、張りつめた糸が切れたのか体調を崩してしまったようだ。食後、諸貫君クワガタ発見。ここでも武政君のカメラが大活躍!。また、日本でお世話になった人と、サンジャイ氏へのおみやげの為、1人1000Rs集金。

・今日のお昼は、トレッキングオールスタッフとの昼食会である。しかも、わが隊のアダルト達のおごりである。残念なことに中野さんは、アシュラムで休養。さすがにカプールの勤める店だけあってZARDの曲が連発し、イーグルスまでかかっていた。MOM(水餃子みたいなもの)が好評だった。僕のたのんだJapaneseスキヤキもまずまずであった。ただ、メインディッシュの前にデザートを出すのはやめてほしいと思った。

・昼食会後隊長が、調子が悪いとのことで帰られた。どうやら無理して我々につき合ってくれたらしい。残りの一同はショッピングに躍りでた。ナマックさんの紹介してくれた店でショールを買いあさる。ヤング達はカプールにパンツをプレゼントしようと、カプールといっしょにスーパーと書いてあるあたりをふらつきまわる。しまいには、仏教系のあやしげな店をうろうろした。

・アシュラムに着いて、サンペル氏と精算ミーティングをやり、早々に支払をすませてしまう。1人340$である。

・今日の夕食はとてもゆっくりで、もしかして晩めしぬき?、と思われたが、また例によってカプールのおいしい料理が楽しめた。食後、ヤング達みんなでカプールにパンツを手渡した。この瞬間のカプールの笑顔は忘れられない。また武政君は、ソムナ氏にヘッドランプをプレゼントした。この瞬間の武政君の「返してもらおうかな」発言は忘れられない。

第11日 8/13(日) 行程: マナリ→(バス)→途中(TO DELHI)
記録: 大前 宗清 天気: 曇後時々雨 気温: 20℃

7:05 チャイ届く。 7:40〜8:10 若者5人温泉へ。 9:00 朝食呼び。 9:07〜9:37 朝食(トースト、あげパン、スクランブルエッグ、チャイ)。森田さんから クル帽をいただく。

9:45 おわかれ写真。

9:56 若者おわかれ写真。

9:57 マナリへ買い物出発。(〜約13:00)

13:20 昼食呼び。

13:29〜14:00 昼食(ライス、野菜炒め、マッシュルームのピクルス漬け、

コンブの佃煮、味噌汁、味噌、しそ、生野菜、チャイ)

14:30 隊長、青木、松本、大前、温泉へ。残りはパッキング。

15:45 風来坊を出る。

16:45 バス出発(ナマック、サンペル氏、お見送り)

17:45〜18:00 クルの町で休憩。

19:45〜20:26 休憩。若者スナック菓子などを買う。

22:14〜23:20 夕食(Sagar View)、ビール、水、チキンスウィートスープ、 フライドライス、チャイニーズヌードル。

23:24 バス出発。

・トレッキングも終わり、本日マナリをあとにした。ガイドさんたちと惜別した。「たばこ好きのおやじ」の涙が印象的だった。数日間の間であったが、抱き合える友ができた。

・インドでは「日曜日は仕事が休み」を徹底している店が多い。おみやげ売りの店など開けた方が良いと思うが。

・今回のトレッキングで料理の良さがKey Pointだと思った。なぜなら、今日の昼食からガラッと貧相になったので。

・クルの町の特産がクル帽?!

・クルの町の途中で見知らぬ男女がバスに乗ってきた。みんな不思議に思った。これは運転手側が勝手に乗せて商売したのであろうか。

・夕食の店を見つけるのが大変だった。幹部の方の奔走が良く分かった。我々はそれまで店でスナック菓子を買って、腹の足しにしたのであるが、インドに来て店で菓子を買ったのは、初めてで結構うれしかった。

・夕食は往路と同じ店に入った。おきまりMenuにみんな「飽き」を抱いていたような感じを抱いた。

・バスでの寝泊まりはとても大変。体の疲れがとれない・・・。

・それにしてもインドは都市以外は信号が少ないなー。

第12日 8/14(月) 行程: デリーに滞在
記録: 中野 章義 天気: 曇 気温: 37.1℃(14:30) 30℃(20:28)

7:45 カニシカ到着。 8:10 ホテルにて朝食。 8:40 各部屋にて休養。 11:20 リコンファームに行く(福田、高荷、青木、松本)。 11:40 終了。 13:00 中野、長谷川、コンノートプレイス付近に散歩。

17:00 ホテルに戻る。

17:30 集金(2650Rs)

18:00 中野、児玉、長谷川で夕食。

22:20 ホテルへ戻る。

・朝、明るくなり、外を見ると平野を走っていた。7時頃になると道の両側にスラムが見え、デリーが近いことがわかる。ヤムナ川を越えデリーに入ると更にスラムが目立つ。7:45になつかしいホテルに到着し、ほっとする。さっそく洗濯にとりかかる。

・各自それぞれの思いにて、買い物、休養を取る。中野、長谷川組は12:00より市内の偵察を開始する。コンノートプレイスまで行くが、ゴミの多いのにはまいった。客引きに会うが、うまく無視した。

・18:00。中野、長谷川、児玉で再度コンノートプレイスに行くが、先ず長谷川氏が靴磨きにからまれた。いつの間にか靴に何かが付いていて、それを勝手に取り、靴を磨き、150Rsを要求。拒否するが、執拗に要求するので大声で日本語で文句を言ったが、相手もなかなかあきらめず、全く参った。

・食事後10時頃、花売りの少年から花の腕輪を買うと、1本50Rsという。まけさせて1本10Rsとさせたが何かの行き違いで少年が50Rs出せと、これも執拗に要求され100m以上ついてくる。ついに根負けして50Rs払う。

・客引き、売り込みの多さと執拗さには驚いたが、もう少しなんとかならないものか。

目次 》《第1日〜6日 》《第13日〜18日